「働く人を大切にする」ことが、これからの歯科医院には必要。
6月から新たに「ベースアップ評価料」が設けられました。
これは、医療・歯科の現場で働く従業員の賃金を引き上げることを目的とした制度です。
物価高の中で、それでも医療の質は落とせない
いま、日本では物価高が続いています。
食料品をはじめ、さまざまな物の価格が上がり、歯科医院においても例外ではありません。
歯科材料、技工物、医療機器、電気・ガスなどの光熱費、人件費……。
医院を運営するために必要なコストは、以前と比べて確実に上昇しています。
その一方で、患者さんに提供する医療の質は落とすことができません。
むしろ、より良い医療を提供するためには、設備への投資だけでなく、そこで働くスタッフへの投資も非常に重要だと考えています。
スタッフが安心して働ける環境をつくる
歯科医療は、院長一人ではできません。
歯科衛生士、歯科助手、受付、歯科技工士、勤務医など、多くの人がそれぞれの役割を担うことで、初めてチームとして質の高い医療を提供できます。
だからこそ、スタッフが「ここで働いてよかった」と思える環境をつくることは、医院経営において非常に重要です。
給与を上げることだけがすべてではありません。
- 教育制度
- 働きやすさ
- やりがい
- キャリアアップ
- 評価制度
- 職場の人間関係
さまざまな要素を含めて、従業員満足度を高めていく必要があります。
「歯科医院が人を選ぶ」時代から「人が歯科医院を選ぶ」時代へ
特に歯科衛生士の採用環境は、大きく変わっています。
これからは、歯科医院が「この人を採用したい」と選ぶだけではありません。
歯科衛生士側も、「この医院で働きたい」と選ぶ時代です。
- どんな診療をしているのか
- どんな院長なのか
- スタッフは大切にされているのか
- 教育環境は整っているのか
- 給与や福利厚生はどうなのか
- 自分自身が成長できる場所なのか
求職者から見ても、歯科医院は比較され、選ばれる存在になっています。
だからこそ、医院側も変わっていかなければいけません。
患者さんのためにも、スタッフを大切にする
私は、スタッフ満足度と患者さんへの医療の質は、決して別のものではないと思っています。
スタッフが安心して働き、学び、成長できる。
そして、そのスタッフが患者さんにより良い医療を提供する。
その循環をつくることが、これからの歯科医院には必要です。
物価高の中で医院経営は決して簡単ではありません。
ベースアップ評価料という制度を一つのきっかけとして、スタッフが長く働きたいと思える医院、そして患者さんからも「ここに来てよかった」と思っていただける医院をつくっていきたいと思います。
これからの時代は、
患者さんが歯科医院を選ぶ。
スタッフも歯科医院を選ぶ。
そして、医院も選ばれる努力をする。
そんな時代なのだと思います。
宇宙歯科クリニックも、医療の質だけではなく、働く人の満足度にもこだわりながら、より良いチームをつくっていきます。
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